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ジン
1961年にドイツ空軍パイロットだったヘルムート・ジンがドイツのフランクフルトに創設。パイロット経験を生かした時計作りで、ジンは「パイロットに必要な時計とは計測機器である。わたしは時計を作っているのではなく、計測機器、特殊時計を作っているのだ」と言い、現在のジンの時計にもつながる原点がこの言葉から垣間見えます。1994年には、スイス時計メーカーIWCのチーフエンジニアを務めたローター・シュミットがジンの経営を引き継ぎ、究極といえるまでに実用性を追求し、さらには極限で使うための時計作りをおこなっています。特殊な潤滑オイルのおかげで極地のような過酷な環境の中でもきちんと作動する時計とか、湿度対策のためのドライカプセルとか、ケース内の不安定ガスを除去し放電腐蝕を防ぐアルゴンガスとか、傷がつかないスクラッチプルーフ加工のケースとか、オイルレスのガンギとか、シリコンオイルが充填されたダイバーズウオッチとか、感心しているときりがありません。伝統にとらわれる時計メーカーではおよびもつかない技術と発想によって、従来にない時計作りに傾注するのがジンというウオッチ・メーカーです。これこそがローター・シュミットの真髄であり、まさにジン・スタイルなのです。